Code for kanazawa

Civic Hack Night 2019年9月レポート

2019年9月12日(木)、定例のシビックハックナイトが開催されました。参加者は8名。

この日は、金沢市が発表したオープンデータ官民ラウンドテーブルに合わせて「Code for Kanazawaとしてデータ公開をお願いするとしたら、どんなデータがオープンになったらいいか」が議論されました。

その中で「バスの時刻表、ならびに停留所のデータ、乗降データをオープンデータにして欲しい」という要望が出ました。公共交通、特に時刻表や停留所のバスデータは最近、国土交通省の標準的なバス情報フォーマット(GTFSベース)が拡がりはじめていますね。

ただ、今回のデータ公開の要望動機として面白かったのは、田舎ではバスの本数が少ないことから「目的地に行っても、帰りのときにぴったりのバスがあるかどうかは分からない」ということを解決したいというものでした。場合によっては「行ったけど帰れない」ということもあるそうです。

そのことから行きはバスで行って、帰りは迎えに来てもらう学生もいるとか。つまり片方向にだけバス利用が集中していることが分かるよねなど議論は深まっていきました。

この要望をメンバーのお一人の方がまとめて、金沢市に提案する予定になっていますので、今後どうなっていくか楽しみです。