Civic Hack Night 2017年9月レポート
2017/09/14(木)にCivic Hack Night Vol.25がITビジネスプラザ武蔵にて開催されました。
https://www.facebook.com/events/268708590288886/
初心者卓
- Civic Tech がどういうものかを共有した
- FAQ にたどりつけない問題という話が指摘された
- CfK のトップページとかにあるとよいかも
生物モニタリング卓
- なぜ生物多様性のモニタリングの必要があるのか(解決課題としての位置付けの共有)を説明
- 金沢市の子供連合会の蛍モニタリングは環境教育の側面が大きい
- 他の課に説明できて環境政策立案に役立てることができるレベルの調査結果が得られるとよい
- 獣害アプリの紹介
- 去年10月から市民ウォッチャー制度が発足 2016年は20件、2017年は100件の生き物情報が得られた(固定の人が多い)。さらに周知したい
- http://www4.city.kanazawa.lg.jp/data/open/cnt/3/23400/1/gazouitiran.pdf
- 参加者へのインセンティブ
- 登録の必要あり?(実名登録でニックネームで)
- 景品とか出して参加してもらうか(そういうことをやっている都市はある)
- 決まった人が投稿
- 決まった人を増やせばいいのでは?
- 既存の団体向けのニーズを満たすようなアプリを作ればよいのでは
- 年配の人はデヴァイスを持っていない?若い人とペアで歩いてもらう
- 年配の人の健康管理になるのでは
- 特定の団体につかってもらうことでフィードバックを受けるアプローチも
- 既存のデータや団体の記録をまず巻き込んで整理することが必要
- 生物多様性パンフに載っているものから種類を集めてはどうか
- 参加ターゲットをわけることで、場所が固定されないことも可能か
- 基本仕様は写真と座標を集めればデータとしての価値はある。集計の仕方を工夫する必要があるのではないか
- 戦略的なデータじゃなくても価値は他の人がつける
- データが積み上がらないと課題もわからない面もある。
- 蛍の減少の理由まで調査票のコメントに書いてくれる人もいる。そのような情報もひろっていきたい
- 東京の成功事例のデザインを真似て初めてみれば?
- 教育委員会と組んで教育現場と協力
- 文化財の記録にも応用できる(他のデータを重ねると見えてくるものもある)
- データが増えればチャンスも増える
- アプリをつくるとすればウェブポータルも作りたい
金沢市の児童クラブに関して
- 入りたくても入れないという問題をどうするか
- コストをかければなんとかなるが、コストはかけられない
- まずは現在の運営状況をデータ化することでなにか見えてくるのでは
ha4go 卓
ha4go の API バージョンアップについて
- 対応済み
託児所ありなイベントを増やしたいのでマッチングサイトを
- https://kanazawa.ha4go.net/projects/21
- 能美市ではイベントに託児を補助してくれる制度がある
- 人と場所とおもちゃが提供される
- 社会福祉協議会にボランティア登録することが必要
- 勝手に「託児所」を開いてもいいのか問題
- 金沢でも託児ボランティアというものがあるらしい
- 賃金は必要(最低賃金を下回らないのは当然)
- 子供のケアを出来る!というボランティアの人とイベントを繋げるということもやってみたい
- 「Civic Tech をやる」ならこそ、託児は重要
- 「託児」じゃなくても「子供が一緒に参加してもOK」と記載があるだけでだいぶ違う
- 「託児」のあるイベント自体がほとんどなくノウハウ自体がない
- 託児のボランティアをやっている人に話を聞いてみたい
- ボランティアをつかったことがある人の話も聞いてみたい
- ある
- 100 人ぐらいのイベント
- 10 組ぐらいが託児を利用した
- 保母さんが3,4人来ていた
- 800円 * 2h * 4人 = 6,400円 ぐらいだったはず
- イベント保険がもう少しあったはずだが(数百円の話)
- ある
- 事前に年齢と人数を把握しておくことが重要
- ボランティアをつかったことがある人の話も聞いてみたい
- 託児の手配だけを行政にお願いするという手もある
- 商業的なイベントだと難しいだろうが
- 行政としては公益性があるかどうかで判断がある
- 商業的なイベントだと難しいだろうが
- Civic Tech Forum やアーバンデータチャレンジには託児スペースがあったはず
- 福島さんにきくといろいろ聞けるかも?
- そもそも自分達のイベントに「託児対応します!」とやっているか
- Civic Hack Night でやれるか、というと夜なのでマッチはしにくい
- 子育てボランティアの人を CfK に入ってもらうということがキモでは
- 「託児スキル」は Code for Kanazawa に必要な「スキル」
- 託児サービスというものが「ある」ということをもっと広く知らしめることこそ必要
- どうやってイベント主催者にこういった託児サービスを知らしめるか
- 「託児アリ」のイベントのみを扱う宣伝サイトを作ることが最終的に知見の共有になるのでは
- すでにあるサービスにそういう機能を持たせることはできないか
- サービス・情報が分散すること自体はあまり良くない
- たとえば http://iko-yo.net/events?word=%E8%A8%97%E5%85%90%E6%89%80%E3%81%82%E3%82%8A
- 親は、子供が産まれた「後」にそういった認識を持つようになる
- 忙しい状態になった後となると、そういうことを調べる余裕がない
- ha4go に課題登録した人たちにこういった情報をシェアしていくことはすぐ出来る
- しかしそれは「参加したい人」であって「イベントをやる人」ではないのでは?
- 今回の ha4go に登録した件に関しては「イベントをやる人」側
- しかしそれは「参加したい人」であって「イベントをやる人」ではないのでは?
- あらゆるイベントにおいて「託児ありますか?」と問い合わせをすることが啓蒙に繋がるかも
- イベントからすると「来てほしい人」の属性によって「つけたくない場合」もある
ハザード情報をオープンデータに
- https://kanazawa.ha4go.net/projects/18
- 石川県警と石川県庁に話をしてみた
- そもそも東京にくらべて石川が情報を「積極的に公開していない」ということがわかった
- 本当は出しているのに、知られていないのでは、と思っていた
- 警察にアプローチするのは難しいという印象
- むしろ教育委員会が管理している情報もあるので、そちらからリーチした方がよさそう
- 今は野々市にもリーチしはじめている
- こちらはなんらか成果に繋がる「かも」しれない
- 主に学校(教育)方面からアプローチしている
- ポリシーに他県と違いがあるのは県ごとに判断がなされているため
- 石川県が他県に比べて犯罪率が高い or 低いという話はあるのか
- そもそも情報を出していないので「わからない」
- 不審者情報を「子供をもっている親」にしか出さないという話は納得できない