Code for kanazawa

Code for Kanazawa とは?

各地域には様々な課題があり、解決するためのコミュニティ(団体)も数多くあります。
課題の中には、ITやデザインの力で解決できるものも多くありますが、全てのコミュニティにそのスキル(技術)が備わっているわけではありません。

Code for Kanazawa(CfK)は、市民の課題を集め、その課題を整理・分析した上で、メンバーが実際に課題解決となるソフトウェアやハードウェア(仕組みや方法)を開発します。
私たちは、デザインをして、ソフトウェアコードを書き、課題を解決するサービスを完成させるのです。さらに、そのサービスを提供し続ける力も持ちます。

CfKは市民のための組織です。行政や民間企業の影響を受けずに中立・公益の立場から物事を判断するよう心がけています。

2014年2月28日、Code for Kanazawaは一般社団法人コード・フォー・カナザワとして法人化しました。

*CfKの活動はこちらをご覧下さい。

/CodeForKanazawa

CfKのモデルとなっている米国の非営利団体

cfa_logo

私たちがこれから行っていく事業を分かりやすく説明するために、CfKのモデルとなっている米国の非営利団体『Code for America』をご紹介します。Code for Americaは、自治体に腕利きのプログラマを派遣し、市民と地域が抱える問題を解決するアプリやサービスを開発するサービスを提供しています。

《事例 1》
パブリックアートファインダー
パブリックアートファインダーは、町中に散らばるパブリックアートを地図上にマッピングし、ユーザーがパブリックアートを見つけるのを助け、個々のパブリックアートに関する情報を提供する事でアートの楽しみを助けます。現在、このサービスは、1つのスマートフォンアプリとしてリリースされています。また、5つの都市では各都市にカスタマイズされたモバイルウェブサイトが、あなたが、その都市を訪れた時に、近くにあるパブリックアートを見つけるのを助けてくれます。

《事例 2》
アント バーサ
アントバーサというサービスは、郵便番号から、食物、医療、住宅や雇用の為のプログラムに関しての情報を見つける事ができます。政府が行う社会サービスでは、国、州、郡、町、近隣それと、NPOプログラムの情報は、個々で調べることしかできませんでした。そこで、アント バーサでは、それら個々で開示されている情報を収集し全てを一つに集約させます。ユーザーは、基本情報を入れる事で、すぐに自分に関係する各種プログラムを見つける事が出来ます。現在、17,000人以上の人が既にサービスを利用しており、テキサス州(アメリカ人口のおよそ1/12)でサービスをさらに拡充しています。そして、アメリカ全土でローンチする準備をおこなっている所です。

解決までの仕組みと流れ

① 問題提議
地域が抱える困っている事や、こういう事をやりたいなど身の回りにある問題や課題を発見。

② 投稿
web上の登録フォームより課題を投稿してください。

③ 整理分析
CfKメンバーが課題を整理し、分析します。進行中の課題はweb上のMISSIONにポストされます。

④ 整理分析中
進行中の課題はweb上(MISSION)に投稿されます。。

⑤ 開発
プログラマーやデザイナーの技術者が問題解決に導く仕組みや方法を作ります。

⑥ 運営
出来上がったサービスは強固な運営体制で保持していきます。。